安全の基本は子供から目を離さない
キャンプ場は管理されているとはいえ、危険なことがたくさんあります。

キャンプ場内の危険な場所には、立て看板などがあることが多いですが、それ以外にも子供たちにとっては危険なことがあります。
オートキャンプ場であれば車が急に動き出すかもしれません。
フリーテントサイトでは、テントやタープのロープに足を引っかけて転んでしまうかもしれません。
子供たちに、いろんな危険があることを伝えることは大事ですが、子供たちから目を離さないのが一番です。
他にも他人のサイトを横切ったり、炊事場で水遊びをしたりといったマナー違反をしてしまうかもしれませんので、子供から目を離さずに見守ることが大事です。
着替えは多めに準備
夏キャンプは、とにかく暑さ対策が必要です。
日差しが強く気温も高くなるので、衣類での熱中症対策をしましょう。
強い日差しから頭部を守る帽子は必須アイテムです。
できれば、後頭部までカバーしてくれるハットタイプの帽子がおすすめです。
また、汗をかいたままでいると、汗冷えをしてしまうこともあるので、着替えは多めに準備しておきましょう。
水遊びの時には、日焼け予防のためにもラッシュガードを着て、紫外線対策をしましょう。

日が暮れると気温が下がりますので、長袖長ズボンも忘れずに準備しておきましょう。
こまめに水分補給をしよう
子供たちは遊びに夢中になると、水分補給を忘れてしまいがちです。
気付いた時には、軽い脱水症状を起こしてしまっていたなんてことがあるかもしれません。
こまめに水分補給ができるようにして、熱中症予防をしましょう。

ウォータージャグにドリンクを準備してすぐに飲めるようにしたり、普段から使っている水筒にドリンクを準備したりして、いつでも飲めるようにしておくことが大事です。
いづれにしても、こまめに水分補給の声掛けをすることは必要でしょう。
火傷に注意しましょう
キャンプでは、焚き火やガスバーナー、オイルランタンなど意外と火を使う場面が多くなります。
焚き火は、薪が乾燥していないと爆ぜて火の粉が飛んでくることがあります。
また、焚き火台の近くの足元は暗くなっている場合があるので、焚き火台近くに置いてある薪などの荷物に躓く恐れもあります。
できれば、焚き火台近くの足元は、LEDライトで明るくしておくのをおすすめします。

ガスバーナーも使用後は熱くなっており、移動させようとして火傷をする恐れがありますので、しっかり冷めてから触れるようにしましょう。
子供達には、火傷の恐れがあるものについては、事前に話しておくことが必要です。
虫除け対策をしましょう
夏は、蚊、ブヨ、アブ、マダニなどの虫が活発に動きます。
刺されると痒みや痛みだけではなく、まれに感染症を引き起こすこともあります。

虫よけスプレーを使ったり、長袖長ズボンを着たりしてしっかり対策をしましょう。
注意したいのは、虫よけスプレーやかゆみ止めや治療薬などは、小さい子供には使えない場合があるということです。
子供の年齢に合わせて、虫よけスプレーや治療薬を準備しましょう。
また、ポイズンリムーバーを常備しておくと、万が一虫に刺されたときにすぐに対処できますので安心です。
デコレーションライトを利用しましょう

デコレーションライトをテントやタープのロープに巻き付けておけば、夜でもロープに足を引っかけて転ぶことを防ぐことができます。
また、トイレに行った後など、デコレーションライトが目印となって、自分のテントがどこにあるかもわかりやすくなるので、広いキャンプ場でも迷うことなく移動することができます。
夏キャンプを子供と一緒に安全に楽しみましょう
他にも夏キャンプを快適に安全に過ごすコツがありますので、参考にしてください。
子供の安全に注意しながら、思いっきり夏キャンプを楽しみましょう。