デイキャンプ

デイキャンプとは、宿泊せずに日帰りで楽しむキャンプのことです。

キャンプと言えば、テントで一晩寝るというイメージがあるかもしれませんが、デイキャンプもキャンプの楽しみ方のひとつです。

タープやテントを設営して、お昼ご飯を食べて、ちょっとお昼寝してのんびり過ごす、というような過ごし方がデイキャンプです。

キャンプでの宿泊にはちょっと自信がないとか、外で寝るのが不安だという人でも、日中の自然の中で過ごしたりしてキャンプを楽しむことができます。

デイキャンプができる場所

焚き火をしたり、ガスコンロやガスバーナーを使用する場合は、火気使用可能なキャンプ場や公園でデイキャンプをしましょう。

キャンプ場によっては、9:00~14:00とか10:00~20:00とか時間内でのデイキャンプが可能なところもあります。

キャンプ場によって、デイキャンプのルールが違いますので事前に確認しておきましょう。

近所の公園でも、火気使用はできなくても、テントやタープを使用可能な場合はありますので確認してみてはいかがでしょう。

デイキャンプに必要なキャンプ道具

デイキャンプといっても、いろいろなスタイルがあります。

チェアに座ってゆっくりコーヒーを飲みたいとか、テントの中で昼寝をしたいとか、デイキャンプでしたいことによって必要なキャンプ道具も変わってきます。

がっつりキャンプと同じように道具を持っていくデイキャンプもありますし、最近ではチェアと小さいテーブルだけ持っていくチェアリングという過ごし方もあります。

例として、キャンプ場で焚き火をして、タープの下でお昼ご飯食べて、ゆっくりコーヒー飲みたい、というデイキャンプで必要なキャンプ道具を考えてみましょう。

焚き火関係

  • 焚き火台
    ほとんどのキャンプ場では、直火禁止です。自然保護の観点では直火可能であっても、焚き火台の使用が推奨されます。
  • 焚き火シート
    焚き火台を使用する際に、火の粉や熱から地面を保護するためのシートです。焚き火台とセットで準備しましょう。

  • 針葉樹と広葉樹があります。スギやヒノキなど針葉樹は火付きが良いです。カシやナラなどの広葉樹は火持ちが良いです。
    ほとんどのキャンプ場で販売していますので、確認しましょう。
  • ライター、着火剤
    薪への着火に使用します。着火剤やライターがあれば簡単に焚き火を始められます。
    ファイヤースターターなどでの着火に挑戦するときは、ファイヤースターターや麻の火口など必要なものを準備しましょう。
  • 火ばさみ、薪ばさみ
    焚き火の際に、薪をくべたり動かしたりするために必要です。
  • 焚き火グローブ
    難燃素材の手袋を使用して、火傷などの怪我防止に使用しましょう。
  • ナイフ、斧(薪割りをする場合)
    薪割りを楽しみたいときには、斧や鉈、バトニング用のナイフが必要です。
    最近は、薪割り用のクサビなど、子供や女性でも安全に使えるアイテムもあります。
  • バケツ
    焚き火では、火が燃え上がって、衣類やテントに燃え移るなど思わぬ事故につながる可能性がゼロではありません。
    万が一の時のために、バケツに消火用の水を張っておきましょう。小型の消化器でもいいでしょう。

タープ設営関係

  • タープ
    日差しや急な雨を防ぎ、快適にデイキャンプを過ごせます。
    4m×4m程度の大きさがあれば、ソロから4人までは使用できるでしょう。
  • タープポール
    タープを立ち上げるために必要です。太さや高さ、素材がさまざまなので購入の際は悩むことが多いです。
    4m×4mのポリエステルのタープであれば、ポールの太さが20㎜以上、高さは190cm以上であれば十分でしょう。素材はアルミ合金のポールが軽くて丈夫なのでおすすめです。
  • ロープ
    タープを購入すると付属していることがほとんどです。はじめは付属のもので十分でしょう。
  • ペグ
    タープ購入時に付属しているものは、細く短いペグであることが多いので、確認が必要です。できれば、25cm以上の長さのあるペグがいいでしょう。
    細く短いペグでは、風が吹くと抜けたり曲がったりして、タープが飛ばされることもあるかもしれません。
  • ペグハンマー
    ペグを地面に打ち込む際に使用するハンマーです。

食事とコーヒー関係

  • テーブル
    食事をしたり、ちょっと荷物を置いたりするのにテーブルはあった方がいいでしょう。
    チェアと高さを合わせるとより快適に過ごせます。
    高さ調整可能なテーブルもあります。
  • チェア
    コンパクトに収納できるものから、大型でゆったり座れるものまで種類が豊富ですので、自分に合ったチェアを選びましょう。
    テーブルと高さを合わせると快適度が増します。
  • ガスコンロ、調理器具
    はじめは家庭用のカセットコンロでもいいでしょう。カセットコンロは、使い慣れていて火力も安定しているので、デイキャンプでも調理もしやすいです。
    フライパンや鍋なども家庭用のもので代用できます。
    包丁を持っていく際は、新聞紙や段ボールに包んで刃先をしっかりと保護して収納して怪我にに注意しましょう。
    まな板は、まな板シートやコンパクトなものを活用するといいでしょう。
    食器類は、片付けが簡単なので紙皿や割り箸でもいいでしょう。デイキャンプやキャンプの回数を重ねるうちに、食器類を揃えるといいでしょう。
  • コーヒーセット
    コーヒーは、インスタントでもいいですが、キャンプ用のコーヒーカップを揃えると雰囲気が出て、気分が上がります。
  • ウェットティッシュ
    食事前に手を拭いたり、テーブルを拭いたりと何かと役立ちます。

食事は簡単にコンビニ弁当でもカップ麺でも大丈夫

デイキャンプは設営や撤収の時間を考えると、時間があっという間に過ぎてしまうので、食事は簡単に済ませるのもありです。

デイキャンプ場所に行く途中に、お弁当を買っていくものいいですし、お湯だけ沸かしてカップ麺を食べるのもいいですね。

自然の中で食べると、ふつうのお弁当もカップ麺も数倍美味しく感じます。

まずは練習から始めましょう

テントやタープを設営することができるか、不安でキャンプへの一歩を踏み出せない人もいると思います。

テントやタープの設営は、コツさえつかめば簡単にできるようになります。設営動画などでイメージトレーニングしたら、実際に練習すると意外にできるものです。

まずは、練習してみましょう。近所の公園で設営練習がてらコンビニ弁当でも食べてみましょう。

スタートは公園からでも、キャンプ場でのデイキャンプ、そして宿泊キャンプへとステップアップしていけばいいのです。

自然への尊敬を持ちながら、自然に包まれて過ごすキャンプは、日常では味わえない感動がたくさんあります。

デイキャンプができれば、あなたも立派なキャンパーの仲間入りです。

キャンプで新たな体験をしましょう。

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tochi

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