タープの役割

強い日差しを防いでくれるタープは、夏キャンプではあった方が快適に過ごせるでしょう。
春や秋でも日差しが強いことはありますので、タープを使うキャンパーは増えていると思います。

タープを張るとリビングスペースが明確になり、キャンプサイトレイアウトにメリハリが出るというメリットもあります。

タープとテントの組み合わせで、見た目にもオシャレなキャンプサイトになるでしょう。

タープの種類

ひとくちにタープと言っても、様々な形があります。
代表的なものはヘキサ型レクタ型です。

ヘキサ型は、6角形で、日陰面積が大きくプライバシーの確保がしやすいという特徴があります。

レクタ型は、四角形で、ポールを複数使うことで屋根型にしたり、片側を下げたり自由度が高い使い方ができます。

タープの生地

タープに使われることが多い生地は、ポリコットンポリエステルです。

ポリコットンとは、TC生地ともいわれます。ポリエステルとコットンの混紡生地のことです。
遮熱性があり、遮光性もあるので日陰が濃いのが特徴です。

火の粉に強く火の粉が飛んできても穴が開きにくいという特徴もあります。

ポリエステルよりは火の粉による穴があきにくい素材ですが、完全に燃えない素材ではありませんので、タープ下での焚き火はしない方が安全です。

半面、生地が厚く、重量が重くなってしまうのでポールは太いものを使うことをおすすめします。

ポリエステルは、軽量で破れにくいですが、火の粉には弱く穴が開いてしまいます。

ポリコットンに比べ、軽量なので設営や撤収での取り扱いがしやすいです。
乾燥も早いので、メンテナンスがしやすいというメリットもあります。

生地の厚さは製品によって違い、撥水加工やUV加工を施してあるものがほとんどですので、購入時にはよく確認することが必要です。

コスパの良いおすすめヘキサタープ5選

タープ単体のものとポールまでセットのものを挙げてみました。

商品名Unigear
ヘキサタープ
Soomloom
ヘキサタープ
VASTLAND
ヘキサタープ
Viaggio+
ヘキサタープ
DOD
いつかのタープ
使用サイズ(約)‎420×410cm420x410cm420×420cm
ポール:235cm
420×410×130~235cmW420×D410cm×H230cm
収納サイズ(約)18×20×52cm40x15cm70×15×15cm73×14×14cmW67×D14×H14cm
重さ(約)3.47kg2.8kg4.9kg(ポール込み)4.2kg(ポール込み)5.2kg(ポール込み)
生地素材ポリコットンポリエステルポリエステルポリエステルポリエステル
ポールが付属している商品、付属していない商品があります。付属品の詳細はご確認ください。

Unigearヘキサタープ

5 m調節可能延長ベルトが付属しているので、追加で購入しなくても小川張りがすぐにできます。
ポリコットン生地で、日陰が濃く遮光性に優れています。
ポリコットン生地で重量があるので、太めのポール(28㎜以上推奨)を使用しましょう。

焚き火の火の粉にも強いので、火の粉が飛んできても穴が開きにくくなっています。

大きさ的には1人から4人程度が快適に過ごせるでしょう。

Soomloomヘキサタープ

Soomloomの魅力のひとつは、付属のペグやロープがしっかりしているという点です。

このタープも、付属ロープが太くしっかりしていますし、アルミ自在金具付属なのでロープの張り具合の調整もしやすいです。

ペグはスチールの25センチですので、たいていのキャンプ場の地面で使えるでしょう。

大きさは、1人から4人程度が快適に過ごせると思います。

ヴァストランド(VASTLAND)ヘキサタープ エントリーモデル

直径22㎜のスチール製ポールまで付属のオールインワンタープセットです。
ポールは最長で235cmと十分な高さがあります。

付属のペグはしっかりした作りの25cmのネイルペグです。
延長ベルトまで付属しているので、このセットとテントがあれば、小川張りができます。

大きさは、1人から4人程度が快適に過ごせるでしょう。

Viaggio+ ヘキサタープ

キャンプを始めたい方におすすめのオールインワンのタープセットです。

このタープセットは、なんと太さ28㎜のアルミ製ポールが付属しています。
しかも、10cm間隔で5段階調整可能なポールなので、タープに高低差を付けたいときにも便利です。

延長ベルトは付属していませんが、ハンギングベルトが付属しているので、タープ下の天井部分にランタンや小物を下げたりすることができ、スペースの有効活用が可能になります。

大きさは、1人から4人程度が快適に過ごせると思います。

DOD(ディーオーディー) いつかのタープ

大人気のDODのオールインワンタープセットです。
スチール製のポールは高さ230㎝と余裕がある高さです。
延長ベルトも付属しているので、小川張りも可能です。

厚みのある生地を使用し、遮光性を高めています。
DODは、人気があるのでキャンプ場で映えること間違いなしです。

大きさは、1人から4人が快適に過ごせるでしょう。

コスパの良いおすすめレクタタープ5選

レクタタープといっても長方形や正方形など、いろんな四角形があります。

商品名KALINCO
レクタタープ
PYKES PEAK
スクエアタープ
MOON LENCE
タープ
GOGlamping HENGEN+
スクエアタープTC
Soomloom
レクタタープAdranus
使用サイズ(約)300×450cm280×280cm300×400cm295cm×295cm300x385cm
収納サイズ(約)35×23cm15×15×44cm28x18x7cm38x13x14cm36x18x18cm
重さ(約)1.2kg1kg1.34kg2.7kg3.9kg
生地素材ポリエステルポリエステルポリエステルポリコットンポリコットン
各タープサイズ展開が豊富なので詳細は各メーカーサイトなどでご確認ください。

KALINCO レクタタープ

210T防水ポリエステルを使用し、高耐水加工が施されているので、耐水圧は3000mm以上の表記となっています。
遮光性と遮熱効果に優れたUVカット加工で、真夏の暑さや紫外線も軽減してくれます。

ループが19か所に付いているのでタープの張り方のバリエーションが多くできるのも特徴。

PYKES PEAK(パイクスピーク)スクエアタープ

カラーバリエーションが、全部で5種類と充実。
同じくカラーバリエーション豊富なテントと組み合わせればキャンプレイアウトをコーディネートできます。
サイズ展開も、3サイズあり自分のスタイルに合ったサイズをチョイスできます。

耐久性に優れた190Tのポリエステル生地に、遮光性と防水性を高めるシルバーコーティング加工を施してあります。
日焼けの原因となる紫外線を99%カットし、紫外線遮蔽率はUPF50+を実現。

耐水圧は大雨に耐えられる2000mmの表記です。

MOON LENCE タープ

190Tポリエステルとブラックガム塗層の生地を使用し、UVカット率99.9%。
遮光性や遮熱性に優れていて、日差しや紫外線をしっかりとカットし、日陰も濃く快適に過ごせます。

3000mmの耐水圧と撥水加工により十分な防水性を保っています。

ブラックガム塗層はシルバーコーティングより落ちにくく、長時間使用しても、コーティングがぼろぼろになりにくいと言われています。

GOGlamping HENGEN+スクエアタープTC

ポリエステル(テトロン)65%とコットン(綿)35%を混紡した本生地は、耐久性、遮光性、難燃性に優れています。火の粉があたっても穴が空きにくく、タープの側で焚き火を楽しめます。

19箇所にループがあり、ポールやロープを組み合わせ、天候やシーンに合わせて簡単に自分好みにアレンジできます。

防水テープ処理がしてあり、 継ぎ目からの雨漏りを防ぎます。
耐水圧500㎜で、タープの表面にも防カビ・撥水加工を施してあります。

SoomloomレクタタープAdranus

コットンとポリエステルの混紡の生地で爽やかな色合いのタープです。
耐水性に優れ、日陰が濃くできて遮熱性や紫外線カットに優れ、火の粉に強くて耐火性も高いです。

ポリコットンは雨に濡れると乾燥しないとカビが生えやすいというデメリットがあるので、カビ防止加工が施され、カビが生えにくくなっています。

16か所にループあり多彩なアレンジ可能です。

タープで快適なキャンプを楽しもう!

開けたキャンプ場では日差しを防いだり、林間サイトや木の下では小枝や葉っぱ、虫の落下を防いだり、タープを張ることで快適なキャンプを過ごすことができます。

また、屋根ができることでちょっとした安心感やプライベート感も出てくるので、よりキャンプを楽しむことができるようになるでしょう。

自分のキャンプスタイルに合わせたタープを選んだり、新しいタープで新たなキャンプスタイルにチャレンジしたりして、キャンプライフを満喫しましょう。

投稿者
アバター画像

tochi

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)