初めてのキャンプ場などに行く際は、できるだけ快適に過ごすために、事前にキャンプ場の周辺環境やキャンプ場内の設備などをチェックしておくことが望ましい。
また、キャンプ当日もキャンプ場内の地面の状態などを確認して、トラブルを避けられるようにしたいですね。
ここでは、キャンプ場やキャンプサイトの選び方を簡単にまとめましたので参考にしてください。
事前にチェックするポイント
キャンプ場周辺にスーパーやコンビニがあるか?
食料や燃料などを忘れたときのために、キャンプ場の近くにスーパーやコンビニがあると安心です。
キャンプ場によっては管理棟などで、売店やレンタル用品が充実している所は安心です。
ただし、売店やレンタル受付の営業時間はしっかり確認しましょう。
食事を作る余裕がない時は、総菜やカップ麺などで簡単に済ませましょう。
キャンプサイトの広さは?
とくに区画型オートサイトでは、キャンプ場予約の際など事前にサイトの広さをしっかりと確認しましょう。
サイトの広さや形によっては、車の駐車場所が決められていてテントやタープのレイアウトが、うまくできない場合もあります。

また、サイト内に木が植えられていて大型のテントが設営できないなんてこともあります。
キャンプ場のホームページではわからない場合もあるので、予約の際など事前に電話などで確認することをおすすめします。
地面の固さは?
キャンプサイトの地面は、芝生、土、砂利などキャンプ場によってさまざまです。
地面が固いとプラスチック製のペグやピンペグなどでは、刺さらなかったり曲がってしまったりとテントやタープの設営ができないことがあります。
チタン合金ペグや鋳鉄製ペグ、鍛造ペグなどとペグハンマーを準備しておくと、どんな地面でも対応できると思います。
キャンプサイトの地面の固さを確認しておくと、どのペグを持っていけばよいかの判断もできるので、やはり事前に確認しましょう。

炊事場はお湯が出るか?
特に寒い時期であれば、洗い物の油汚れが落ちやすくなるので、お湯が出るのはありがたい。
その分、洗剤の量を減らすことにもなるので環境にもやさしい。
お湯が出る出ないに限らず、キャンプ場での洗い物をせずに、ペーパーなどで拭き取りだけしておいて、自宅に持ち帰ってから洗うという方法もあります。
炊事場など共用設備は、生ごみや油汚れをきれいに片付けることが基本的なマナーです。
ゴミの放置は虫や獣のエサになってしまい、油汚れは設備の劣化を速めてしまいます。
トイレは洋式か?掃除が行き届いているか?
一般的には少なくなってきましたが、キャンプ場ではまだ和式のトイレのままであるところも多いようです。
また、トイレの入り口に扉がなく、虫などが入ってきやすいトイレだと、特に子供さんたちは安心して用を足すことができないなど、ストレスに感じてキャンプが嫌いになってしまうことも考えられます。
事前に確認して、掃除が行き届いた洋式トイレのキャンプ場を選びましょう。

お風呂があるか?
キャンプ場内にお風呂があれば、のんびり過ごすことができます。それが、温泉なら最高ですね。
キャンプではお風呂に入らないという人もいますが、就寝前などにお風呂やシャワーを浴びるとその日の疲れを癒して、快適に眠ることができます。
温泉、お風呂、シャワーなど設備があるのかと利用時間や料金も確認しておきましょう。
キャンプ場内にお風呂がなくても、近隣に入浴施設があることもありますので、キャンプ場周辺の施設も確認しましょう。
キャンプ場でチェックするポイント
地面はフラットか?
フリーサイトなど広いサイトの場合は、場所によっては地面が坂になっていることもあります。
寝室となるテントやリビングとなるタープの地面が斜めであると、快適には過ごせません。
サイトを決める時には、フラットな場所を選びましょう。
施設へは適度な距離か?
トイレや炊事場など、キャンプ場の共用施設に近いサイトは便利ですが、施設の利用者の往来が頻繁にあると、視線や話し声などプライバシー的に気になることもあります。
反対に、施設から遠すぎると自分たちが行き来するのが大変だったりします。
トイレや炊事場への動線等を考慮して、適度な距離感でサイトを選びましょう。
水はけはどうか?
パッと見て水はけがよいかどうかを見分けるのは、なかなか難しいと思います。
簡単には、キャンプサイトの中で窪地になっていたり、周囲より低くなっていたりする場所には、水が溜まりやすいことが考えられます。
晴れていれば問題はないですが、雨が降ったりすると水が溜まってきてテントが浸水する恐れもありますので、窪地などにはテントを張らないようにしましょう。
快適なキャンプライフを送りましょう
簡単にチェックポイントをまとめました。
参考にしていただき、快適なキャンプライフを送ってください。
キャンプ場を予約する前に、キャンプ場スタッフさんによく確認することで、トラブルは減らせると思います。
わからないままキャンプに行くよりは、話をしてから行く方が安心してキャプを楽しめると思います。
