キャンプで使用する刃物は、ナイフ、斧、ナタなどがあります。
ナイフは使用目的に応じて、シースナイフ、フォールディングナイフ、ツールナイフ、クッキングナイフなどに分けられます。
キャンプに行くときに、シースナイフとクッキングナイフ、斧を持っていくという、キャンパーも少なくないでしょう。

これらの刃物を扱う時に、注意すべき点をまとめたので参考にしていただきたい。
キャンプでナイフなど刃物を扱う時の注意点。
ナイフなどの刃物は、間違った使い方をすると、怪我に直結してしまいます。
正しく安全に取り扱うためのルールやマナーを理解しましょう。
- 人に刃を向けない。
- 相手に刃を向けた状態で使わない。
- 刃物を持ったままふざけない。
- 刃の動く先に人を立たせない。
- 刃物を使うときは目的に集中する。
- 酒に酔った状態で刃物を使わない、使わせない。
- 刃物を使っている人に、後ろから近づかない。
基本的に刃物を使う時には、周囲の状況に注意して人が近くにいないかを確認することが大事です。
酒に酔った状態では、注意力や判断力が鈍ったり、体が思うように動かなかったりしますので、ナイフなどの刃物を使うのは厳禁です。
ナイフや斧など刃物の置き方。
ナイフや斧などを使っている途中や使い終わった後に、置きっぱなしにしておくと大変危ないです。

使っている途中でナイフや斧を置くときや使い終わった後は、その都度刃をしまうことを徹底しましょう。
- シースナイフは、シースに入れる。
- フォールディングナイフは、折り畳んで刃をしまう。
- 包丁などはケースに入れる。
- 斧やナタは刃のカバーを付ける。
このように刃をしまっておけば、ある程度の危険を避けることができます。
刃をしまった後は、収納場所にも気を付けましょう。
- テーブルの端など落ちそうな場所に置かない。
- 地面に置きっぱなしにしない。
- 小さな子供の手が届くところに置かない。
- ギアケースやツールボックスなどに収納する。

ナイフや斧など刃物を使ったら、刃をしまい収納することを習慣にしましょう。
銃刀法と軽犯罪法。ナイフを持ち運ぶ時の注意点。
銃刀法についてアウトドアに関して要約すると、
キャンプや釣り、登山などナイフをはじめとした刃物を使うための正当な理由があれば、刃体6cm以上の刃物を持ち歩くことができます。
でも、正当な理由もなく6cm以上の刃物を持ち歩くことは禁止です。
注意しなければならないのは、キャンプに行くとき以外に車の中にナイフを置いていると、正当な理由なく刃物を所持したとみなされるということです。
来週もキャンプに行くからと言って、キャンプ道具を車に乗せたままにしておくのはやめましょう。
ナイフ類の入ったギアケースだけでも、自宅に持ち帰りることで、いわれのない容疑をかけられることもなくなります。
軽犯罪法については、刃体6cm以下の刃物を持ち歩いて、人に危害を加える恐れがあると警察官に判断されたら逮捕されるかもしれません。
刃物の持ち運びには、このような法律が関わってくるということを理解しておく必要があります。
おすすめのナイフ。ユニフレームブッシュクラフトナイフ。
ここでお小遣いキャンパーtochiがおすすめするナイフを紹介します。
実際にキャンプで使っている、ユニフレームのブッシュクラフトナイフです。
フルタング構造で刃の厚みが3.2㎜もあるので、薪割りでバトニングもガンガンできます。
- 【本体サイズ】全長:約23cm
- 【刃体長さ】約11cm
- 【シース】全長:約22.5cm
- 【重量】本体:約150g/シース:約40g
- 【刃体素材】ステンレス刃物鋼(8A材)
日本製でナイフ初心者(お小遣いキャンパーtochiも含む)が使いやすいものだと思います。

便利な道具を安全に使いましょう。
ナイフや斧などはキャンプにおいて、薪割りやバトニングなど非日常の体験を演出してくれる素晴らしいキャンプ道具です。
子供に刃物の使い方を教えるためには、大人が刃物の危険性と正しい使い方をしっかりと理解していることが重要です。
ルールとマナーを守って安全に取り扱い、楽しいキャンプライフを送りましょう。