キャンプってどんな音がする?

キャンプの音といって、どんな音を想像しますか?
- 風の音
- 鳥のさえずり
- 虫の声
いわゆる自然の音を想像すると思います。
しかし、実際はキャンプ場(オートキャンプ場)には自然の音以外のいろんな音があふれています。
- 車のエンジン音
- 車のドアの開け閉め音。
- 人の話し声。子供たちの遊ぶ声。
- ラジオや音楽などの音
- ペグを打つハンマーの音
- 薪割りの音
- テントやバッグのファスナーの開閉音
などなど、いろんな音があります。だいたいが人が行動するときに出る音です。
設営しているときや、調理中、楽しい食事の時など自分たちが行動しているときには、これらの音はさほど気になりません。
ただ、夜になりキャンプ場がだんだん静かになっていくと、途端に気になる音になっていきます。

キャンプ場のルールとマナー
キャンプ場によっては、ルールとして消灯時間を設けてあったり、22:00以降はクワイエットタイムと定めてあったりします。

キャンプ場のルールには、従うことが求められますが、なかなか守られていないこともあると思います。
ルール違反があまりにひどいと、注意だけでは済まずに利用中止になったり、二度とそのキャンプ場の利用ができなくなる利用禁止になったりする可能性もあります。
うるさいというのが原因で、キャンパー同士のトラブルに発展し、警察沙汰にまで発展するケースもあるようです。
キャンプ場によっては、ルールが厳しくないところもありますが、その時には日常生活と同じようにマナーに気をつける必要があります。
たとえば、夜間に周りのキャンパーが騒いでいるからと言って、自分も同じように騒いでいてはマナーが悪いだけです。
気持ちよくキャンプができるように、他人に迷惑をかけないように配慮することが大事です。
実際にあった気になる音。
実際に経験したことがある気になる音です。
- 車中泊の車がエンジンをかけっぱなしで一晩中エンジン音がしていた。
- 何度も車のドア開閉のバンッという音、その都度、鍵をかける時のピピッという音が響いた。
- グループでの大きい声でのおしゃべり、笑い声が夜遅くまで続いた。
- テント内で寝ていたら、隣のキャンパーが薪割りを始めて、カンカンという音が響いていた。
- ビニール袋をガサガサする音が意外にも大きく聞こえてうるさかった。
これらは、実際に経験したことがある音です。
気にしすぎでは?と思われる方もいるかもしれません。
ですが、私はこれらを体験した時には、せっかくのキャンプが嫌な時間、空間になってしまいました。
気になる音をできる限り出さない努力をしましょう。
私が一番気になる音は、静かな中でのおしゃべりや笑い声です。

友人や親しい人たちと楽しく会話をすると盛り上がるのもわかります。
ですが、ここは他にも利用しているキャンパーが寝ているキャンプ場なのです。
周りを気遣ってこそ楽しいキャンプができるものだと思っています。
他人を気遣い、自然を気遣い楽しいキャンプを過ごしましょう。
しーんと静まり返ったキャンプ場では、虫の声や風の音、焚き火の音が良く聞こえます。
会話を楽しむ時間と静かに過ごす時間とメリハリをつけてキャンプを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。
気になる音への対策
自分が他人の迷惑になるような音を出さないよう気を付けるのは、マナーとして当たり前ですが、他人に注意するのも怖いですよね。
そんな時は、耳栓をおすすめします。
100円ショップにも販売されていますし、耳に入れるだけなので簡単ですし、防音効果もある程度見込めます。
キャンプでの十分な睡眠は、翌日の疲れを軽減するためにも大切なことです。
耳栓を使って、気になる音のストレス軽減と良質な睡眠を確保しましょう。
耳栓。私の中では、とても重要なキャンプギアです。
